40歳の転職手順を徹底分析

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試用期間の存在理由と、企業・労働者が意識すること

   

試用期間がある理由は

 求人を見ると、待遇・給与、あるいは雇用形態などの欄に「試用期間あり」などと書いている企業が増えてきました。試用期間は何のために存在しているのか、その理由から見てみましょう。

 と言っても、そこまで複雑な話ではありません。採用はしたけれども、もしかしたら会社に悪い影響を与える人物かもしれない、と強く思っているかどうかは別にして、そうした人物でないかどうかを確認するだけの時間を本採用前に作ること。これが、試用期間がある理由です。

 会社に悪い影響を与える人物であった場合には解雇せざるを得ませんが、本採用になるとそれが一層難しくなります。解雇要件が広いと認められている試用期間を設けておくと企業は少々安心できるため、これを求人に書いたり制度として設ける企業が増えてきているのです。

強く意識していない企業も多い

 試用期間を設ける企業は増えてきていますが、しかし、これを強く意識している企業はさほど多くはないのが現状のようです。つまり、形式的に設けていたり、あるいは、本当に万が一のことを考えて設けているに過ぎず、解雇しようなどとは毛頭思っていない企業が多いということ。

 40歳を過ぎている人で、しかも転職しようと考えている人であれば、社会的常識は弁えているでしょうし、会社に極端に悪い影響を与えてしまうことはないでしょう。つまり、解雇されることもないということ。

 「自分は普通の社会人であり、トラブルメーカーではない」と自覚しているならば、労働者側も試用期間を強く意識する必要はないのです。

冷遇の雰囲気が見られたら

 試用期間は、その存在理由やその間の働き方などよりも、待遇に意識を向けるべきなのかもしれません。中には労働者に対して酷い冷遇を強いる企業もあるのです。

 もし、「これはいくら試用期間中でも考えられない」といった冷遇を受けそうな雰囲気を感じたら、あるいは受けてしまったら、その時々で適切な対処をしてください。入社前であれば、当然ですが入社してはいけません。入社後なら、まずは会社へ相談。一蹴されてしまったら、辞めるという英断を。

 冷遇に付き合っても良いことはありません。試用期間であっても、そこは譲らず、正しい対処をしなければならないのです。

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